【航空会社社員が教える‼︎】パキスタン国際航空8303便墜落事故について




最近投稿をサボっている今度新人です。

今回は事故シリーズということで、2020年5月23日に起こったパキスタン国際航空8303便墜落事故についてお話していきたいと思います。

事故の詳細

2020年5月22日、パキスタンのアッラーマ・イクバール国際空港からパキスタンのジンナー国際空港へと乗客乗員合わせて99名を乗せて向かっていたパキスタン国際航空8303便(エアバスA320)は、ジンナー国際空港から4km手前の住宅街に墜落した。

この事故で住宅街の住民1名も含む98名が死亡し、乗客2名が重症となった。

事故原因は、着陸の際、規定されている2倍以上の高度から降下を開始し、車輪を出さずに滑走路に接触。エンジンが損傷し、再度着陸を試みるため、上昇しようとしたが、住宅街に墜落したというものであった。

また、機長と副操縦士は操縦中、新型コロナウイルスの話題で盛り上がっており、操縦に集中していなかったこともボイスレコーダーから明らかになっている。

事故の問題点

車輪が出ていなかったのは機体の不具合であるが、それに気付かず、着陸を強行し、地面に接触してから車輪が出ていなかったことに気がつくなど、どんだけ新型コロナウイルスの話で盛り上がっていたんでしょう・・・。

副操縦士も計器類がモニターできていないし、機長も車輪が出ているか確認を怠っている。完全に人的要因での事故になってしまっていますね・・・。

話に夢中になっていた。そして適切な着陸手順が取れていなかった。人的要因で乗客乗員および地上の住民までを死なせてしまったこの事故は、なにか1つでも要因を断ち切ることができれば、防ぐことができたのではないかと思っています。

事故からわかったこと

今回の事故は、いま世間を騒がせている新型コロナウイルスの話に夢中になってしまったことで引き起こったといっても過言ではありません。新型コロナウイルスはコクピットでも違う意味で猛威を振るっていましたね・・・。

そして、パキスタンではこの事故も含めて航空機事故が頻発していたことから、パイロットの調査を行うこととしました。

すると・・・。

なんと、現役パイロットのおよそ40%が替え玉受験等で航空機ライセンスを不正に取得していたことがわかりました。

パキスタン国内のパイロット860人中262人が正規の航空機ライセンスを所持していない可能性が出てきました。

これだけの人数がほぼ無免許で旅客を乗せて飛行機を操縦していたのです。

考えただけでも恐ろしくないですか??

日本でパイロットになるには約3年から4年かかります。そしてパイロットになってからも半年に一回のペースで審査や訓練が実施されています。

それほどまでに飛行機の操縦は難しいものなのです。

そして旅客の安全を守るということは、それだけの努力が必要なことなのです。

なのに・・・。

替え玉受験で不正に航空機ライセンス取得とか・・・。

しかも、通常考えても審査や訓練を実施する側がいるのです。つまり航空局側の審査する立場の人間も不正を容認していたということになります。

もはや、国家一体となって不正をおこなっていたと考えてもおかしくないでしょう。

この事件が発覚して以降、ヨーロッパ諸国とアメリカはパキスタンからの定期旅客便を全面就航禁止としました。

それはそうですよ!!無免許のパイロットが自国の上空を飛ぶなんて恐ろしすぎます。

まあ、無免許と言っても、最初の訓練はしてると思うので、定期的な訓練や審査をしていなかっただけだとは思いますが・・・。

ちなみに、2020年現在、日本からパキスタンへの直行便は就航していません。また、パキスタン国際航空も就航していません。

まとめ

世界で起こっている航空事故。今回は2020年5月と、つい最近起きた航空事故についてお話いたしました。

新型コロナウイルスが流行しており、世界の航空会社が運航便数を減らしている中、新型コロナウイルスの話題で盛り上がり墜落してしまったパキスタン国際航空。

また、国家一体となって不正をしていた事実まで発覚してしまいました。

新型コロナウイルスの猛威はどこまでおよぶのか気になるところです・・・。

それにしても自宅にいて飛行機が落ちてくるのだけは絶対に嫌だと思いましたね。まあそんなことは確率から言えばほぼありえないんですけど。

 

 

それでは~~




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