【航空会社社員が教える!!】2020年の民間航空機事故のまとめ




新型コロナウイルスの猛威により、運航便数が大幅に減っており、航空会社自体にも緊急事態宣言を出してもいいと思っている今度新人です。

今回は昨年の2020年に起きた航空事故について、まとめたいと思います。

それではいきましょう!!

2020年に起きた大きな航空機事故

まずは、昨年に起きた大きな航空事故を振り返ってみます。

ウクライナ国際航空752便撃墜事件

航空事故ですが、こちらは事件として取り上げられています。

2020年1月8日イランのテヘランエマーム・ホメイニー国際空港からウクライナのキエフボルィースピリ国際空港に向かっていたウクライナ国際航空752便は、離陸直後にイスラム革命防衛隊の地対空ミサイルにより誤って撃墜されました。

当該機はボーイング737であり、乗客乗員176名全員が死亡しました。

この航空機事故はウクライナ国際航空で起きた初めての航空機死亡事故であり、安全運航を続けてきたウクライナ国際航空にとって、大変残念な事故となってしまいました。

イラン側は当初撃墜に対して否定しており、航空機のシステム的トラブルであると主張していたが、最終的にイランは2発の地対空ミサイルを発射し、撃墜したことを認めました。

パキスタン国際航空8303便墜落事故

このブログでも取り上げました、パキスタン国際航空墜落事故も2020年5月22日に起きています。

パイロット2名が操縦中に新型コロナウイルスの話題に夢中になり、墜落してしまった事故です。

この事故の詳細はこちらの記事に詳しく書いていますので合わせて読んでみてください。

2019年よりも運航便数は減少、死者数は増加

新型コロナウイルスの影響により、世界中の2020年の運航便数は2019年に比べて約半分ほど少なくなっています。

にも関わらず、死者数は約40人ほど増えてしまいました。

2020年と2019年、昨今で一番事故の少なかった2017年を比較して見てみましょう。

2020年
2019年
2017年
運航便総数
約1680万便
約3320万便
約3000万便
航空事故件数
40件
86件
14件
死亡事故件数
5件
8件
2件
死者数
299名
257名
59名

この表からもわかるとおり、便数は約半分ぐらいになっています。それに伴い、航空事故件数も半分ぐらいになっていますが、死者数は昨年を上回ってしまいました。

この要因は、上述した2件の墜落事故の死者数が多かったことに起因します。

では、2017年の数字はどうでしょうか。

実は、2017年は航空業界の中では最も素晴らしい年でありました。

航空事故件数も死者数も少ないのですが、この年は『大型旅客機の墜落事故件数ゼロ』だったのです。

つまり世界中で大型旅客機の死亡事故が起きませんでした。そのため死者数も100人を切っています。

大型旅客機は座席数が多く、旅客を多数搭乗させることができるため、一回の事故での死者数も多くなってしまいます。

毎年、2017年のような年が続くと嬉しいのですが・・・。

まとめ

飛行機は、一回の事故での死者数が多いことがほとんどですので、一回でも航空事故が起きると年間の死者数が増えてしまいます。

事故は起きないことが重要ですが起きてしまった時、一人でも多くの人を助けられる設備などができれば良いですね。

それでも年々航空事故の起こる割合は低くなってきています。

飛行機に恐怖を抱く人の多くは、航空事故では助からないと思っているからかもしれません。

実際には、墜落はほとんど起こりませんし、多少の不具合であれば、飛行機には何十通りもの解決策が備わっているのです。

コクピット内の計器の数とボタンの数が、それを物語っていますね!!

2021年は航空業界にとって安全な一年でありますように!!

それでは~~




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