2020年の新型コロナウイルスで大打撃を受けている航空会社社員の今度新人です。
現状の航空会社は減便状態が続き、搭乗していただくお客様が減っている状態です。
公共交通機関としては、お客様に搭乗していただかないと収益が発生しないのです。
この記事では、
- 航空業界は新型コロナウイルスでどうなったの
- 航空業界の新型コロナウイルス対策は大丈夫なの
- 航空業界は今後大丈夫なの
このような疑問にお答えしていきたいと思います。
航空業界は新型コロナウイルスでどうなってしまったのか
結論から言うと、『いまだかつて無いほどの大打撃』を受けました。
搭乗者数が激減し、便を運航してもお客様が搭乗しない状況が続いています。
もっと厳密に言うと、国同士で運航できる飛行機の量を制限していることもあり、飛ばしたくても飛ばせないといった状況に陥っています。
ほぼ全ての航空会社が減便を強いられ、世界的に見ると倒産してしまった航空会社も数多く有り、かなり深刻な状況になっています。
この世界的な大流行において公共交通機関では、航空会社が一番打撃を受けたのではないでしょうか。
現存する各航空会社は、7月から随時便数を増やしてはいますが、以前お客様が戻ってきてくれていない状況です。
またLCCでは、減便に伴い、航空券代の高騰が続いています。
2020年現在は、LCCよりフルサービスキャリア(JALやANA)の方が安い場合がありますので、航空券をお買い求めの際は、各社の航空券代を比べてみてください。
航空業界の新型コロナウイルスの対策はどうなのか
バスや電車といった陸上の公共交通機関は、ある程度の段階で需要が回復してきているように感じます。
一方、飛行機については、世間の皆さんには、『密室の空間』に1時間以上いなければならないという印象が強いため、なかなか抵抗があるようです。
しかし、お伝えしたいことがあります。
飛行機は恐らく、どの公共交通機関よりも一番換気がされています。
バスや電車は窓を開ける換気が一番効率的であると思いますが、飛行機は窓を開けることはできません。
その代わり、強制的に空気を回転させ、換気しています!!
飛行機の換気法を写真で紹介します。
飛行機の吸気はエンジンから行い、機内に流しています。
そして足元から機外に排出しています。
これを2分から3分で機内の全ての空気が入れ替わるように行っているのです!!
とんでもない換気機能ですよね!!
つまり、機内は密室ではありますが、空気においては密閉空間では無いのです。
よって、機内でのウイルス感染の可能性はかなり低くなると言えます。
皆さんが思っている以上に飛行機は換気されているのです!!
航空業界は今後大丈夫なの
これはなんとも言えない問題でもありますが、新型コロナウイルスが収束すれば、搭乗されるお客様が帰ってくるはずですので、今後については、正常に戻ると考えています。
また、航空会社は公共交通機関ですので、需要が無くなるということは考えられません。
そういう点では、航空業界は安泰ではないかと思います。
しかしながら、航空会社については、このまま長引いてしまうと、今後も『倒産してしまう会社』が出てきてしまうのも事実です。
こういった世界的大流行は早く収束してほしいですね。
まとめ
飛行機の需要は無くなりません。
しかし、現状が長く続いてしまうと、多くの会社が倒産の危機に瀕しています。
これは大手の航空会社もLCCも同じ状況です。
新型コロナウイルスにより、大打撃は受けていますが、皆さんがまた飛行機を利用しに戻ってきてくれることを心からお待ちしております。
それでは〜〜