実は今度新人、大学では中国語専攻でして、大学生時代に台湾に1年間留学していた経験があります。
そんな台湾には思い入れが多く、また行きたいと思っていたのですが、運良く機会がありまして、会社の後輩と台湾に遊びに行くことになったのです。
ということで今回は、台湾に遊びに行った時に男性にのみおすすめな『金年華三温暖』をご紹介したいと思います。
男性陣のみで台湾に遊びにいった際の観光地めぐり後の、ひとっ風呂感覚で行ってみてください。
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『金年華三温暖』とは何か!?
まず、『金年華三温暖』とは何かについてお話ししたいと思います。
この『金年華三温暖』ですが、
中国語では『ジンニエンフゥアサンウェンヌアン』と読みます。
『金年華』は店の名前で、『三温暖』がサウナですね!!
そうなんです!!このお店はサウナなのです!
ただ、サウナというと、蒸し風呂という熱い蒸気の個室をイメージしますよね!?
しかし、台湾でいうサウナとは日本の銭湯のような場所で、普通にお風呂が何個もあり、洗い場もあります。
もちろんサウナも付いています・・・(笑)
『金年華三温暖』の概要
住所 | 台北市天津街56号 (中国語が話せない人は、タクシーでこの住所を見せれば連れて行ってくれますよ!!) |
営業時間 | 24時間 |
料金 | 600元 (スペシャルマッサージは3600元) |
休憩所 | 有り ※有料飲食あり(水とお茶は無料) |
喫煙所 | 有り |
簡易宿泊場所 | 有り(無料) ※ただし、個室等はなし |
支払手段 | 現金/クレジットカード |
入場制限 | 男性のみ (女性入場不可) |
無料アメニティ | バスタオル ハンドタオル 髭剃り 歯ブラシセット 固形石鹸 シャンプー ボディソープ 洗顔 シェービングソープ 施設内着(S,M,L,XL) |
正直、600元でこの数のアメニティが使い放題なのは、とんでもなく太っ腹ですよね。
なにも持っていかなくても全部揃っていますから。
『金年華三温暖』への道のり
では、実際に訪問した時のお話をしましょう。
まず、台北駅から地下鉄(淡水信義線)で淡水方面に一駅、中山駅にて下車します。
中山駅2番出口から出て、『新光三越』を右手にまっすぐ大通りの交差点まで進みます。
右斜め前に『一風堂』というラーメン屋が見える交差点に出るかと思います。
その交差点を渡り、『中國信託銀行』と書かれた緑色の看板が出てくるまで直進し、その看板の右折します。
そこからずっと直進していると、右側に『金年華三温暖』と縦書きで書かれた、大きな看板が出てきますので到着です!!
では、入店!入店!!
入店から大浴場まで
今回私は、中国語が一切話せなくて入浴できるのか試してみたく、中国語を封印して入浴に臨みました。
後輩とバリバリ日本語で会話しながらの入店です(笑)
まず、入り口から階段で地下に降りると目の前にフロントが現れます。
このお店は外国人がよく来るのか、店員さんは本当に外国人慣れしています。
フロントにいる店員からロッカーの鍵を渡され、ロッカーに案内されます。
ロッカーの入口前で靴を脱ぎ、脱いだ靴はそのまま放置で大丈夫です(笑)
靴は勝手にスタッフが閉まってくれます。
そして鍵に書かれた番号のロッカーに行き、服や鞄などをロッカーにしまいます。
ちなみに私の時は外国人だからか浴場に入るまで、スタッフが身振り手振りで全部やり方を教えてくれました。
本当親切ですね!!
また、ロッカーの鍵は2重構造になっています。
渡された鍵でロッカーを閉めた後、スタッフ専用の鍵でさらに二重に鍵を閉めてくれます。
スタッフに「OK?」と聞かれるので「OK!」と答えるだけで大丈夫です。
さあ、入浴です。
いざ、大浴場へ
浴場に入ると右側に先程紹介した施設内着以外のアメニティ類が置いてあります。
本当に手ぶらで来ても問題ありません。
必要なアメニティを選び、洗い場へ向かいましょう。
いきなり湯船に浸かってもいいでしょうが、日本人のマナー的に先に身体を洗いたいですね(笑)
ちなみに、台湾にはそのようなマナーは無いようなので、いきなり湯船でも大丈夫だと思います。
湯船は全部で4つありますが、そのほとんどがめちゃくちゃ高温です!!
本当に笑えるぐらい激熱です(笑)
温度計が湯船に挿してあったのですが、壊れていて10℃前後を指していました(笑)
騙されたらゆでダコです(笑)
唯一入れたのがプールぐらいの温度の湯船で、おそらく温度的に水風呂の扱いなんだと思うのですが、生ぬるい感じの湯船でした(笑)
大浴場から休憩スペースまで
ロッカールームとは反対の方向に休憩スペースへの出口があります。
そちらから出て、置いてあるバスタオルで身体を拭き、サイズ別に分かれた施設内着を着て休憩スペースへ行きます。
上下セットで借りられるので、潔くノーパンで履きましょう(笑)
身長184cmの私はXLでちょうど良かったです。
一応、洗濯はされていると思いますが、パンツを履かずに施設内着を着用することに抵抗がある方は、ロッカーに戻りパンツを取ってきましょう。
休憩スペースでスマホやタバコ等を使用したい方もロッカーに浴衣のまま取りに行くことが可能です。
ロッカーを開ける際は、スタッフに言ってスタッフの鍵を解除してもらう必要があります。
この際、スタッフから「帰りますか?」と聞かれるので、「NO!」と答えるか、または、首を横に振りましょう。
休憩スペースについて
休憩スペースは3つのエリアに分けられています。
- 食事スペース
- ソファースペース
- 二段ベッドスペース
食事スペース
丸い机に椅子が並んでいるエリアで、食事や飲み物を注文できます。
また、このエリアに喫煙所があります。
ここに座っていると女のスタッフから「スペシャルマッサージ」のお誘いがもらいます。
ソファースペース
大画面テレビの方に向いて、ソファーが数多く並んでいる薄暗いエリアです。
大画面では常に日本のアダルトビデオが上映されています(笑)
音は無しですが、画面の光がかなり眩しく寝るのに結構苦労します。
ちなみに私は、ここで寝ました。
二段ベットスペース
ソファースペースの奥にあり、薄暗いスペースに二段ベットがたくさん置いてあるエリアです。
全部で30人ぐらいは寝れるかと思います。
ただ、イビキをかいて寝ているおじさんがいて、うるさかったです(笑)
宿泊目的で来た方はこちらで寝るのがいいかと思いますが、ベットがカビ臭く、全く寝れなかったため、私はソファースペースで寝ることにしました・・・。
スペシャルマッサージとは
台湾のサウナでは『スペシャルマッサージ』を受けられます。
『スペシャルマッサージ』の内容については、別に詳しく書いてあるブログがあるかと思いますので、そちらを参照してください(笑)
こちらでは『スペシャルマッサージ』を受ける手順だけ書いておきますね(笑)
食事スペースに座っていると必ず女のスタッフに『スペシャルマッサージ』を受けるか聞かれるので、受けたければ「YES!」と答えるだけです。
女のスタッフに連れられ、ソファースペースの裏にある隠し扉からエレベーターに乗り、上の階に行きます。
上の階には何個も扉があり、各個室に案内されます。
個室内は薄暗く、かなり広い感じでベットとテレビ台みたいなものが置かれていました。
奥にはシャワーとトイレもついています。
また、なぜか部屋のコンセプトが和風でしたね(笑)
あとは、その部屋で待っていれば、女の子が訪ねてくるので、好みであれば「YES!」、好みでなければ「チェンジ!」と答えるだけで大丈夫です。
これで『スペシャルマッサージ』が開始されます(笑)
ちなみにスペシャルマッサージをしてくれる女の子は一切、日本語が話せません。
後輩は英語が通じたということなので、中国語と、もしかしたら英語が話せるかもしれません。
ただ、基本的には中国語のみになってしまいますので、日本語しか話せない人は、身振り手振りで頑張りましょう(笑)
『スペシャルマッサージ』終了後は、エレベーターに乗ってソファースペースに戻ります。
宿泊時の注意事項
入店から最長滞在時間は12時間なので、夜8時に入ったら、次の日の朝8時には出なければなりません。
日本のマンガ喫茶のような感覚ですかね!!
私は今回『金年華三温暖』で一泊しましたが、あまり寝れませんでした。
宿泊目的での訪問は、正直言ってあまりオススメできません!!
宿泊場所はホテルを確保し、遊びに行く利用がちょうどいいのかもしれません。
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そもそも入国カードに滞在場所を記入しなければなりませんので、滞在場所に『金年華三温暖』を書くことはできません。
私の場合、今回は友人宅にお泊りも兼ねていたので、滞在場所は友人宅を記載しました。
退店まで
ロッカールームに向かうと、スタッフに帰るのかと聞かれますので、「YES!」と返答します。
ロッカーで着替えを済ませて、スタッフに靴を用意してもらいます。
鍵をフロントで渡してお会計を済ませて退店です。
何一つ難しいことはなく、笑顔で接客してくれるので、怖い思いなどは一切せず過ごせると思います。
ちなみに、私はクレジットカードで、お支払いしましたが、問題無く翌月に請求が来ました。
まとめ
今回紹介した『金年華三温暖』は十分満足な場所でした。
お金だけ握り締めて行けば、アメニティ類も揃っていますし、浴衣もあります。
『金年華三温暖』に宿泊するのは入国の滞在場所問題もありますし、そもそも寝れない可能性が大なので、ホテルは必ず確保してください(笑)
台湾は食事も観光地も、とても魅力的な島ですので睡眠不足は翌日の観光に響きます(笑)
今回紹介した場所は、普通に観光するのであれば、確実に訪問しないであろう場所ですが、是非とも外国の通常とは異なる、変わった場所にも行ってみてください。
また、違った視点で見る台湾が面白かったりもしますよ。
くれぐれもカップルや女子旅での訪問はしないでくださいね。
絶対に入れませんので(笑)
では、この記事を読んでくださった男性諸君!!是非、参考にして行ってみてくださいね〜!!
初めての人はツアーで行くのもおすすめです。
それでは〜〜