現在、日本にあるLCCは全部で4社です。
今回はこの4社を比較して、どこがオススメポイントなのかをお話ししていきたいと思います。
日本のLCCを紹介
まずは、日本のLCCについてご紹介したいと思います。
- ジェットスタージャパン
- ピーチアビエーション
- スプリング・ジャパン
- エアアジア・ジャパン
以上、4社が現在就航している日本のLCCになります。
では、それぞれの航空会社を詳しく説明していきます。
ジェットスタージャパン
日本で最も知名度の高いLCCではないでしょうか。
飛行機にあまり乗らない方でも名前は知っていると思います。
ジェットスタージャパンは成田空港を第1拠点とし、国内は16都市、海外は4都市を結んでいる航空会社です。
コンセプトカラーはオレンジ!!
保有機体数は、エアバスA320を25機で、設立は2011年になります。
国内最大級のLCCであり、成田空港の他に第2拠点を関西国際空港、第3拠点を中部国際空港に設立しております。
親会社は”カンタス航空”と”日本航空”であり、日本航空の子会社として有名ですね。
ピーチアビエーション
関西国際空港を拠点に始まった航空会社であり、国内は12都市、海外は6都市を結んでいます。
コンセプトが『空飛ぶ電車』であり、日本の航空史上最速で路線を拡大していくことに重点を置いています。
コンセプトカラーはピンク!!
保有機体数は、エアバスA320を34機で、設立は2011年になります。
保有機体数が多いのは、2019年にバニラエアと統合したためで、現在は全ての機体塗装がピーチカラーとなっています。
親会社は”ANAホールディングス”であり、ジェットスタージャパンをJAL系と言い、ピーチアビエーションをANA系と呼ぶことがあります。
スプリング・ジャパン(旧会社名:春秋航空日本)
成田空港を拠点とする航空会社で、国内は3都市、海外は6都市を結んでいます。
コンセプトカラーは黄緑!!
保有機体数は、ボーイングB737を6機で、設立は2012年になります。
日本のLCCで唯一、ボーイングB737を使用している航空会社であります。
親会社は中国の”春秋航空”であり、日本航空と業務提携しています。
JAL系かANA系かと聞かれれば、JAL系になりますね(笑)
エアアジア・ジャパン
中部国際空港を拠点とする航空会社で、
国内は2都市、海外は1都市を結んでいます。
コンセプトカラーは赤!!
保有機体数は、エアバスA320を3機で、設立は2014年になります。
親会社はエアアジアで、日本のFSC航空会社との業務提携はありません。
つまり、JAL系でもANA系でもない完全独立系の航空会社となります。
各LCCの魅力を紹介
続いて、上述で紹介した各LCC航空会社の魅力をご紹介していきたいと思います。
ジェットスタージャパンの魅力
ジェットスタージャパンの魅力は、なんといっても”国内の就航都市の豊富さ”であると思います。
就航都市が多いということは、それだけ格安で旅行先を選べるということです。
お客様の行きたい場所に飛んでいる!!
これが航空会社にとって1番必要なことであると思うので、ジェットスタージャパンの就航地の豊富さは、本当に魅力的なものだと思います。
ピーチアビエーションの魅力
バニラエアは、かつて『リゾート路線は任せておけ!!』という偉大な言葉を残していきました。
そのバニラエアと統合した結果、ピーチアビエーションは、バニラエアのリゾート路線を全て持っています。
つまり、リゾート路線に特化した航空会社でもあるということです。
また、日本のLCCでは唯一の”関西国際空港”を第1拠点としているため、機内アナウンスが関西弁になったりもします。
関西拠点のリゾート特化型航空会社ということが魅力だと思います。
スプリング・ジャパンの魅力
春秋航空日本は国内は3都市しか飛んでいませんが、新千歳空港を除いた残りの2都市が、他社のLCCが飛んでいない就航地となっています。
また、親会社が中国の春秋航空でもあるため中国路線に強く、他社のLCCが就航できない中国地方都市に就航していることが、最大の魅力となります。
エアアジア・ジャパンの魅力
エアアジア・ジャパンは中部国際空港を第1拠点とした唯一の航空会社です。
機体数が3機しかないため、便数が少なく、利便性にはかけてしまいます。
また、就航地も限られており、他のLCCに比べると、
これから大きくなっていく航空会社という印象です。
エアアジア・ジャパンの機内食は名古屋のご当地グルメである
『きしボナーラ』が販売されています。
まとめ
日本のLCCは各社コンセプトカラーを持っており、客室乗務員はそのコンセプトカラーに沿った制服を着用しています。
また、各LCCはそれぞれ、各個性を出しており、航空券代が安いという共通点を除いて本当に色とりどりです。
それぞれの特色がわかってくると、面白いかもしれませんよ。
それでは〜〜