旅客機の主翼についている大きな扇風機!!
これが飛行機のエンジンです。
飛行機のエンジンはとても大きく、普通のトラックぐらいであれば、軽々と吸い込んでしまう吸引力があります。
今回はこちらの旅客機のエンジンについてお話ししていきます。
旅客機のエンジンについて
旅客機と戦闘機、その他の航空機についているエンジンは種類が異なるため、今回は旅客機にフォーカスしてお話しします。
旅客機のエンジンは『ターボファンエンジン』と呼ばれるエンジンであり、大きな扇風機のような形をしています。
ターボファンエンジンの特徴としては、ジェット噴流だけでなく、風力も使用して推進力を得るところです。
このようにターボファンエンジンは空気を圧縮して噴射するジェット噴流の他に、”エアーフロー”と呼ばれる『純粋な風』も後方に出しているのです。
実際にこの『ターボファンエンジン』は、ジェット噴流よりエアーフローの方が推進力があると言われています。
つまり旅客機は、扇風機の風を最上級に強くした風で、推進力を得ていると言うことですね!!
旅客機のエンジン製造メーカー
旅客機のエンジン製造メーカーは数多くありますが、
代表的な3社をご紹介します。
- ゼネラル・エレクトリック・アビエーション(GE)
- ロールス・ロイス(RR)
- プラット・アンド・ホイットニー(P&W)
上から順に世界で大きな規模を誇る会社となっています。
GE社製のエンジンはP&W社と比較した場合、パワーが強いと言われています。
RR社製のエンジンは他の2社と比較して、エンジン自体の大きさが若干、小さいと言われています。
P&W社製のエンジンは両方のエンジンの出力を均等にする装置がついていないため、左右のエンジンの出力をパイロットが調整しています。
したがって、左右でエンジン音が若干違う時があり、エンジン音の聞き比べができるのです。
なお、各社のロゴは以下のようにエンジン側面に貼り付けてあります。
これはANA社のB787、RR社製のエンジンですね!!
まとめ
飛行機で翼の次に大切であるエンジンについて紹介いたしました。
それぞれのエンジンにも特有の音がありますので、気になった方はぜひ飛行機に乗って、エンジンの音にも注目してみてください。
皆さんが飛行機に乗ることが楽しみの1つとなりますように!!
それでは〜〜