朝に弱い今度新人です!!
北九州空港を拠点に就航している『スターフライヤー』で2022年3月から羽田ー北九州線で導入していた『ペット同伴サービス』を国内線全路線に拡大することを発表しました。
同伴可能なペットは小型イヌとネコ限定であり、1便あたり2匹まで受け付けるとのことで、注意点として全乗客合わせて1便あたり2匹という点ですね!!
また同伴可能なペットに関しては、搭乗条件が多く、以下の条件を満足する必要があるとのことです。
- ペットが健康であること
- 充分に飼いならされていること
- 鳴き声などでほかの乗客に迷惑をかけないようにトレーニングされていること
- 匂い対策などが講じられていること
- 各種ワクチン接種を終えていること
また、座席も最後尾の窓側と指定されており、機内でケージから出すことはできないとのことでした。
2022年からこれまで約350件以上の利用があり、『ペット同伴サービス』に対してクレームが出たことはないとのことなので、十分に訓練されたイヌやネコでないと搭乗することはできないのかと思います。
大型手荷物に分類され緊急脱出時に連れていくことは不可能
2024年1月2日に発生した日本航空516便と海上保安庁航空機衝突事故の際も2匹のペットが貨物室に預けられており、残念ながら亡くなってしまった事例も紹介されましたが、基本的にはペット同伴サービスで機内に連れて行っても、緊急脱出時は一緒に逃げることを禁止されている。
これは大型手荷物に分類されるためで、緊急脱出時は脱出用スライドが裂けてしまったり、スムーズな脱出を妨げる目的から、手荷物は大小にかかわらず持って逃げることができないと決められています。
万が一緊急脱出を迫られた際、ペットをその場に置き去りにして逃げることができる覚悟が無いとこのサービスを利用することはできないということになりますので、注意してください。
イヌ・ネコアレルギーを持っている人は大丈夫なのか
基本的にはペットは搭乗から到着まで機内ではケージに入れられており、機内でケージから出すことは不可能とされています。
また搭乗座席は最後尾の窓側と指定されているので、機内の至る所にイヌ・ネコが居るというわけではありません。
アレルギーを持っている人の多くがイヌ・ネコの毛が原因であると思われますので、ケージから出さない限りは、そこまで深刻に考えなくても良いかもしれませんが、密閉された同じ空間に居ると考えるだけでアレルギー症状が出てしまう人は、事前に確認したほうが良いかもしれません。
まとめ
正直、『ペット同伴サービス』は賛否両論あり、海外でも積極的に採用されてきましたが、苦情によりサービスを中止した航空会社も多々あります。
搭乗者全員がペットに理解のある人とは限りませんので、今後このサービスがどのように継続されていくのか注目ですね!!