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エアインディア1344便着陸失敗事故について【航空会社社員が教える‼︎】

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最近、完全に夜型であることを自覚した今度新人です。

今回は、最近起きた航空機事故についてお話ししていきたいと思います。

エアインディア 1344便墜落事故内容

今回事故を起こした航空会社は、インドの格安航空会社(LCC)のエアインディア エクスプレスです。

2020年8月7日にアラブ首長国連邦ドバイ発インド西南部のコジコート行き、『IX1344便』が着陸に失敗し、乗客184人と乗員6人の計190人中、パイロット2人を含む17人が死亡しています。

事故当時、現地は夜で大雨が降っており、当該機も1度着陸をやり直しており、相当視界が悪かったことが伺えます。

また、大雨で滑走路も濡れており、滑りやすかったという状態でもありました。

着陸後、滑走路を逸脱し斜面下に落下していき、その際、機体は真っ二つになってしまいました。

機体が2つに割れている事から、相当な力が機体にかかったことがわかると思います。

当時の機長はインド空軍の元戦闘機パイロットであり、副操縦士の席に乗務していたパイロットも機長の資格を持っていたため、ダブル機長で運航されていました。

ダブル機長で運行されることは珍しくなく、機長の審査や副操縦士の手配ができない時は、片方の機長が副操縦士の業務を行います。

基本的に機長は副操縦士の業務も行えることが前提ですから、むしろ経験豊富なパイロットが2名乗務しており、安心できると思います。

では、なぜ墜落したのか。

エアインディア1344便墜落事故の考察

私は、機長の過去の経歴にも、今回の墜落原因の一因があるのではないかと考えています。

機長は元空軍の戦闘機パイロットでした。

自身の操縦にはかなり自信があったのではないかと思います。

また、同乗していた副操縦士も機長の資格を持っていたため、お互いに「このレベルの風と雨ならいけるだろ!!」という確信に変わってしまった可能性があります。

基本的に操縦歴の短い副操縦士(機長資格が無い人)の方が、慎重になって指摘したりするものです。

また、今回は新型コロナウイルスによって、インドに戻れなくなったドバイ在住のインド人を連れて帰るチャーター便であったため、意地でも着陸させたいという思いがあったかもしれません。

最近の航空機事故は、ほとんどが人為的要因で引き起こるものです。

今回の航空事故の原因は、まだ調査中のためわかりませんが、おそらく今回の事故も人為的要因で起きてしまったのではないかと思います。

まとめ

航空事故が起きると航空会社社員からすると気の引き締まる思いと言いますか、絶対に事故は起こさないと改めて感じることになります。

事故を無くすことは不可能ですが、事故を減らすことは可能です。

航空会社社員は、皆が事故を起こさないという思いで働いていますので、事故が起きたからといって怖がらず、安心して乗っていただきたいですね!!

それでは〜〜

ABOUT ME
今度新人
2020年5月にブログを開始した航空会社社員。大学生の時に台湾に留学し、中国語を習得。このブログでは、航空関係、旅行、趣味のゲームに関する情報を発信していきます。